Weekly AOR Magazine

No' 41 Christmas Album / Jackson 5


皆さんこんにちは。

「ゴスペル・クワイア ライブのお知らせ」

ちょっぴり宣伝。
私の習いに行っているゴスペル・クワイアですが、このクリスマスと年末に何回かライブを開きます。

「クリスマス・ライブ」
 12月22日(水曜日)  横浜伊勢佐木町 松坂屋前
                       18:30〜、19:30〜
 12月23日(祝日)   銀座 松坂屋前
                       17:00〜、18:00〜
 12月25日(土曜日)  静岡駅ビル パルシェ 5階イベントホール
                       18:00〜

「ミレニアム・カウントダウン」
 12月31日(大晦日)  銀座 松坂屋前    23:00〜

クリスマスの曲だけでなく、「ジャクソン・ファイブ」や、もちろんゴスペルの定番曲を歌う予定です。(でもレパートリーは合計4曲だけなのです)

31日はミレニアム・カウントダウン・コンサートとなります。
ABCやCNN等で全世界に向けて生中継されるとのことです。

私は23日の銀座と25日の静岡に参加予定です。
一般的なゴスペル・クワイアと違い、もっと現代のブラックミュージックのアレンジのクワイアです。
(聖歌隊をイメージしている方、ブブー!外れです)
「カール・フランクリン」とか「サウンド・オブ・ブラックネス」、日本だと「ボイス・オブ・ジャパン」をイメージしてもらえば良いかと思います。

東京、横浜、富士のメンバーが全員集まったとすると160名ほどになります。
しかし、男性は数名。どうして人気ないの?
特に23日の銀座はもっとも多くの参加者が予想されています。
(前回の10月の銀座では64名参加。この時の記事はWeekly AOR Magazine No'35をご覧ください)

興味を持たれた方、詳しい説明を聞きたい方はメールください。
野外で歌うそうだから、結構冷えるんだろうなあ。(静岡は室内)

================== Weekly AOR Magazine [No'41] ==================

Christmas Album/ Jackson 5        (1970)

遅くなりましたが、「クリスマス・アルバム特集」の第1回目です。
来週までが旬のネタです。(ずいぶん前にアナウンスしていたのに・・・)

どのアルバムにしようか迷ったのですが、入手が比較的簡単なこと、個人的に旬なこともありますので、「ジャクソン・ファイブ」の名盤を御紹介することにします。

この時期、様々なクリスマスソングが流れていますが、モータウン系のクリスマスソングは外せません。
モータウンからは「スティービー・ワンダー」、「テンプテーションズ」、「スモーキー・ロビンソン&ミラクルズ」、「ダイアナ・ロス&スプリームス」等、多くのクリスマスアルバムがリリースされました。
また、それらのアルバムからピックアップしたオムニバスアルバムの「モータウン・クリスマス」も1973年にリリースされています。
私はこの「モータウン・クリスマス」のアナログLPを持っています。最高のクリスマスアルバムです。

もちろん、ソロのグループとしてクリスマスアルバムを発表できるのはごく一部のアーティストだけでした。
デビューから1年足らずの「ジャクソン5」がクリスマスアルバムを発表できたのは、アイドルとしての人気だけではなくレコード会社も実力を認めていた為だと思われます。

それもそのはずです、モータウンでデビューから連続4曲もの全米No'1ヒットを放ったのは、後にも先にも「ジャクソン5」だけです。
「I want you back」、「ABC」、「The Love you save」、「I'll be there」
どの曲も完璧です。(最近はフォルダーのカバーで有名)<こちらも凄い!

では、簡単に曲の説明

1曲目:メリー・リトル・クリスマス
メインボーカルは三男の「ジャーメイン・ジャクソン」
彼の持ち味であるスウィートなボーカルが非常に心地よいです。ストリングスをバックにたっぷりと歌い上げています。ちなみにこの時、ジャーメインは15歳。凄すぎ。
曲が終わったかと思うと曲調が一転してアップテンポになります。
メインボーカルもマイケルに代わります。(マイケルは12歳)
このアイデアには驚きました。

2曲目:サンタが町にやってくる
モータウンはこうでないと。
トラディショナルソングを無理矢理アレンジしています。
マイケルのボーカルの勢いだけ?のような感じもするアレンジです。

5曲目:フロスティ・ザ・スノーマン
兄弟のハーモニーの素晴らしいアレンジ。
コーラスもバスからマイケルのハイトーンまでバランス良いです。
オムニバスの「モータウン・クリスマス」にも収録されている佳曲です。

11曲目:ママがサンタにキスした
これもまた強引なアレンジで16ビートになっています。
安易すぎないか?モータウン。
マイケルのボーカルもアルバム最高の出来だと思います。

普段より解説が少ないのは、ネタがないのではありません(笑)。説明の必要がないアルバムです。
皆さんご存じの曲ばかりだと思います。
年代に関係なく楽しめる、「家庭に一枚」的なアルバムではないでしょうか?

クリスマスアルバムって、この時期を逃すと入手がとたんに困難になりますね。


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