■1999年4月25日■ 「フリーマーケット」
今日は清水町の「杉山バラ園 エル・ローザ」で、恒例のフリーマーケットが開催された。同じ敷地内にある馴染みの「名も無きジャンク屋」がフリーマーケットにあわせていつもよりも張り切って売り出しをするはず?の日でもある。
この日はジャンク屋の店長に頼まれて仕入れたマックを持って朝9時半頃に行った。バラ園の敷地内ではすでにフリーマーケットが始まっており、そこそこの人出であった。店長に頼まれていたマックを渡し、店内に新規に入荷した物が無いかチェック。特に変化は無かった。多少在庫が減っていたのでそろそろまた仕入れをするらしい。
私の仕入れたマックをセッティングして、しばし出たばかりの「QuickTime4.0」で遊ぶ。
この日は知り合い関係の客だけだった。しかしみなさん暇なのか?なにを買うわけでも無いのによく店で会う人たちばかりである。これで商売になっているのだろうか?
しばらく店のマックで「雷波少年」等のテレビを視ていたが、特におもしろいこともなさそうなので昼過ぎに帰ることにした。私は素早く「IIci」用のセカンドキャッシュを買った。これはなかなか珍しい「Daystar製の64Kセカンドキャッシュ」である。今朝店長が仕入れたばかりの物である。
まっすぐ家に帰り、天気が良かったのでしばらくマウンテンバイクに乗る。1時間程度海岸をとばす。そういえばまともに乗るのは今年になって始めてであった。この自転車を買ってもうすぐ1年が経つのでそろそろ盗難保険の更新をしなければならない。そこそこ高価な自転車は、よけいなことに気を配らなければならないことに気づいた。
夜、親父が使用しているIIciにセカンドキャッシュを載せて「ノートンベンチ」を取ってみた。だいたい2割程度の性能アップとなった。
性能アップよりも珍しい物を手に入れた満足感の方が大きかった。やはり私はコレクターのようである。
■1999年4月18日■ 「IIcx」
今日は日曜日で天気もあまり良くないので、昨日買った「llcx」を整備することにした。
まずは上蓋を外してみると、純正ハイレゾディスプレイカードが刺さっていたが(とりあえずビデオカード買わなくて済んだ)、ハードディスクは内蔵されていなかった。
最初にSystem7の起動FDでたちあげてみた。おかしい、キーボードのパワーキーを押していないのにコンセントを差し込んだだけで起動し始めた。「ハッピーマック」まで表示されたがFDを読みに行かない。キーボードでリスタートをかけたがキーボードも受け付けない。なるほどジャンクである。
起動音がしてハッピーマックが表示されるということは、ロジックボードは生きているのだろう。どうせ筐体のクリーニングをするので、全部のパーツをばらして(メモリ、バッテリーなども当然外す)、ロジックボードを水洗いし(あんまり真似しないでね)、筐体などのプラスチックパーツをバスマジックリンで洗った。風呂場でバスマジックリンを使って筐体を洗うのは非常に効果がある。手垢や埃はこれでほとんど落ちる。残念ながら日焼けはおとすことはできないが。
FDユニットは埃がいっぱい詰まっていたが、これもドライヤーと綿棒でクリーニング。最終的にはFDクリーナーでヘッドもクリーニング。
一日すべてのパーツを日陰で乾かし、ロジックボードの水分を十分ドライヤーでとばした後にIIcxを組み直した。
「チャーン」という起動音の後に今度はSystemFDを読みに行った。あっけなく直ってしまった。
余っていたHDをとりあえず組み込み、外付けCD-ROMからOSをインストールして、IIcxはひとまず完成。
次に先日クロックアップに成功した「Centris650(44MH)」をセットアップすることにした。今まで「Quadra650(純正PPCカード)」を「IIci」の筐体に入れてチャット用に使用していたのだが、このQuadra650を再びオリジナル筐体に戻した。組み直して起動だけ確認した。しばらくこのQuara650は寝かせておこう。そのうちまた手を加えたくなるのだろう。
そのあと、Centris650をIIciの筐体に組み込み、昨日買ったIBM の1Gのハードディスクを「Drive7」でフォーマットした。内蔵して起動ドライブとして使えるように、ジャンパーの設定をした(ターミネーションをオンにするだけ)。もちろんSCSI
IDは「0」にした。それと今までQuadra700に乗せていた最強のビデオカード「Radius
LeMans GT」をのせる。これでブラウザ等のスクロールはiMac以上の速さになる。ハードディスクのパーテーションを2つに切り、一つにOSをインストール、もう一つにNetscapeをインストール。インターネットの設定を済まし、ネットに接続する。
普通に接続できるが、あるページを読みに行ったところエラーがでてネットスケープが落ちてしまった。まあ、この後ゆっくり設定することにしよう。
68Kとしては最強レベルのクロック数、割と高速なハードディスク、そして最強のビデオカードの組み合わせでかなり快適なマシンに仕上がった。しかもお気に入りのIIciの筐体に入っている。手間はかかったが総額4万円ほどで組むことができた。(Centris650は送料込み6000円だったし)
■1999年4月17日■ 「秋葉買い出し」
「TOTO」のコンサートを見に行くついでに秋葉原周回。まずは前日ホームページでチェックしておいた「じゃんぱら」に立ち寄る。ここでハードディスクを購入。「IBM
DPES 31080」1G 4,980円を2台と「QUANTAM LPS540」2,980円を1台。
店員の兄ちゃんは「Macでの動作確認はしていないし、起動ディスクとして使用できません」と説明したが、そんなわけないでしょ。ちゃんと使えてますよ。以前買った「IBM
DORS」2Gも問題なく使ってるし。まー、あんまり素人に売って後でクレームがくるのがいやなだけだろう。
次にこれも前日ホームページが更新された「PINEAPPLE」に立ち寄る。パワーブック祭りが開催中だったが店内をチェックしたところ
「IIcx」が2,500円で3台あった。(当然ジャンク扱い)。数日前から急に欲しくなっていたのでこれはラッキー!(でもないことが後でわかる)
結構焼けが目立ったがその中で一番良さそうな物を購入。
その後「超級電脳」や「コンピュエース」をチェックするが特に気に入った物はなし。なぜか楽しみにしていた「ケイテク」は店が開いていなかった。
「秋葉館別館」で「バックアップバッテリー」を地味に3個買う。これは必要になった時、なかなか地方では手に入らない。
「秋葉館新館」の前の露天で、割ときれいな「IIci」が6,800円(ビデオカード付き)これはなかなか良さそうだった。
ラオックスで頼まれていた「宛名職人」を購入、すぐにラジオデパートに向かう。「エレパ」でやはりきれいな「IIci」が5,800円?llcxやめてこれを買えばよかったと後悔。この後コンサートがなければ間違いなく2台抱えて帰ったことでしょう。
ここで今回の次の目的地である「蒲田」にむかう。途中東京駅のコインロッカーに荷物を預け、銀座HMVで「沼沢 尚」のCDを購入。(これは販売店が限定されている)
蒲田に着き「最強のCentrisを創る会」で出会った「なっしー」と初めてあう。親切にも蒲田の中古屋に案内してもらう。まずは最近秋葉原にきれいな店を出した「パシフィック・ウェーブ」を覗く。ジャンクコーナーできれいな「40SC」が1台5千円で3台あった。
私は800円のイーサネットのトランシーバーを3個購入。「なっしー」は200円の謎の72PINのメモリを購入。容量など不明。
次に楽しみにしていた「マックウィング」に行く。今日は秋葉原に露天を出しているとのことで特に気になる物はなかった。
常連「なっしー」の強みでビデオカードをみさせてもらう。もうちょっと金おろしてくれば・・としきりに後悔。
「なっしー」と別れ東京国際フォーラムに急ぐ。
想像していたようにコンサートは古い曲の方が盛り上がった。メンバーもちょっと老けた感じ。
それにしても倉島君とは大学卒業以来初めて会う。学生時代のパワフルさがすっかり抜け、割と普通の人になっていたのは残念。
会場が東京駅と接続されているので速攻で新幹線で帰る。非常に交通の便のよい会場だった。
駅から自宅までの短い距離を歩く間、重たいはずのIIcxは全然重くなかった。(笑)
■1999年4月 3日■ 「II fx」
前日買った「llfx」をばらしてクリーニング。ロジックはきれいだったのだが、電源部は恐ろしく汚れていた。きれいになったところで昨日購入した「Macintosh
ll」のロジックボードを組み込む。これには5MBのメモリが付いている(1MBx4本プラス256Kx4本)。FDドライブをクリーニングした後にSystem
7のFDで起動させてみた。なんと起動音がしない。これはロジックボードが死んでいるのではないか?画面が表示される以前のトラブルなのでおそらくロジック周りのトラブルのはずである。
使えないロジックボードを持っていてもしょうがないので「名も無きジャンク屋」に持ち込んだ。家に余っていた「LC630」のロジックボードを引き取ってもらう代わりに「llfx」用の64PINのメモリ1MBx4本と、「5インチ40MB」の純正ハードディスクと「2DDのフロッピードライブ」をもらう(店にあったMacintosh
IIのパーツ)。さすがリサイクルショップである。
夜テレビを見ながら組み直し、System7のFDで起動させる。そのままシステムをインストールさせて「Macintosh
IIfx」の完成。
英語版システムは素晴らくかっこいい画面表示である。しばし感動。でも4MBのメモリは実用的ではない。それと思った以上に電源部のファンがうるさい。
■1999年4月 2日■ 「Macintosh II?」
「富士市役所」の裏側にある中古OAショップに初めて行ってみた。小さな店内に少しの中古パソコンが高い値札をつけておいある。欲しい物はなかったのだが、ジャンク扱いで「Macintosh
II」が2000円だった。汚れや傷もあまりなかったし2000円というのが魅力だったので買って帰る。
家で開けてみるとなんと「llfx」のロジックボードだった。どうやら「II」からのApple純正アップグレード品らしい。
これは困った。「IIfx」は64PINという特殊なメモリを使わなければならない。当然持っていないし、なかなかやすく手に入らないはずである。
ちょうど戸塚君が遊びに来たので二人で「名も無きジャンク屋」に向かう。店のメモリを借りてfxの起動確認をする。正常にSystemFDで起動した。メモリは1枚1000円とのことなので少し考えてしまった。流通量の少なさからすれば当然の値段である。考えた後に「Macintosh
II」のロジックボードと「純正ハイレゾディスプレイカード」を2000円で買う。
これでオリジナル状態の「Macintosh II」が完成するはずである。
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