■2009年12月17日■ ザ・ウェイ・イット・イズ / Bruce Hornsby and the Range
タイトル曲が大ヒットした、1986年発表のブルース・ホーンズビーのデビュー・アルバム。
アコースティックピアノ・サウンドが特徴的です。
アルバムを通して、アメリカ南部の匂いがすると良く言われています。確かに私も初期のパット・メセニー・グループみたいな部分もあるなぁ。と感じました。
調べてみたら、ブルース・ホーンズビーもパット・メセニーも同じ1954年生れ。そして二人ともフロリダのマイアミ音楽大学(University
of Miami Scool Of Music)で学んでいたようです。
(1951年生まれのジャコ・パストリアスもマイアミ音楽大学だったはず)
10曲目「鏡の中の二人」はNAMIKOとのデュエット。1980年代風のちょっと不倫の匂いがするメロディーが気に入りました(笑)。
(イメージは「ロンリーチャップリン」 ←「Take Good Care Of My Heart
/ Whitney Houston」との類似性が気になりますが)
■2009年4月10日■ Shot Through the Heart / ジェニファー・ウォーンズ
「愛と青春の旅立ち」のサントラでジョー・コッカーとデュエットしていた人、といえば分かる人も多いと思います。
映画の主題歌で3度のアカデミー賞を受賞している彼女ですが、1968年デビューのベテランシンガーです。
このアルバムは1979年発表。
私のツボにはまるAOR的な曲が多いです。
7曲目の「Tell Me Just One More Time」はレオ・セイヤーの作曲。
このアルバムを購入したきっかけは、2曲目の「I Know A Heartache
When I See One」が山下達郎のラジオ「サンデーソングブック」で紹介されたのを聴いたからです。
完全にノックアウトされました。素晴らしいメロディー、心に響くボーカル、ツインギターの美しいギターソロ。
いいメロディーはいつの時代でもグッと心に響いてきます。
■2009年3月13日■ It's That Girl Again / Basia
実に14年ぶりとなるバーシアのニューアルバム。
ワクワクしながら聴いてみたら、もう1曲目の「If Not Now Then When」からバーシア(笑)
東欧アクセントの特徴ある彼女のボーカルに、ダニー・ホワイトのシャレたラテンなアレンジ。
20年前に彼女のデビューアルバム「Time and Tide」を始めて聴いたときの衝撃的な感動が新鮮によみがえってきました。
多少声が細くなったかなぁ(実は彼女は1954年生まれ)という気がしないでもないですが、出る出るとずいぶん長い間噂されていたニューアルバム、待っててよかった!!
彼女の母国語、ポーランド語で歌った「Amelki Smiech」もとてもいい曲です。
CDのジャケットには「we cannot wait to see you on tour」とあるので、ツアーが待ち遠しいです。
日本盤はHQCD仕様、ボーナストラック入りです。
■2009年2月27日■ シャリース
「デイヴィッド・フォスター&フレンズ ライヴ」のDVDを何回か観ているのですが、シャリースという16歳のフィリピン出身の女の子の歌唱力にびっくり。
ホイットニー・ヒューストンのI Have NothingとI Will Always Love
Youを歌っているのですが、とても小さな体からよくこれだけの声が出るかなと思うような見事な歌いっぷりです。
まだアルバムなど発表されていないようですが、将来もの凄いシンガーになっているような気がします。
ネット上では、歌の上手さ故に物真似が上手いだけじゃ無いか?とも言われているようですが、私はそんな事は無いと思います。
これから要チェックですよ。
アルバムのプロデュースはデイヴィッド・フォスター!。
参加ミュージシャンもヴィニー・カリウタ、ネイザン・イースト、ブライアン・ブロンバーグ、ディーン・パークス、等....
羨ましいくらいの超一流ばかり。
スローな曲ではまだ少し若さが感じられる部分もありますが、アップテンポの曲が素晴らしい。
得に4曲目「My Baby Just Cares for Me」がお勧め。なんとホーンアレンジは巨匠ドン・セベスキー!! びっくりです。
Donald Fagenの名盤「The Nightfly」ラストに収録されている「Walk
Between The Raindrops」と同じシャッフルのビートが気持ちいいです。ビッグバンドをバックに軽やかに楽しく歌っています。
CDショップで流れているのを聴いて、すぐに購入しちゃいました。
■2009年1月18日■ Straight On Red / Pat Metheny Group
年末から、学生時代に買ったパット・メセニー・グループ のCDを良く聴いています。
昔はそれほど面白くなかったアルバムも、20年近く寝かせるとグッと心に響いてくるようになりました(笑)
その中でも、1982年のライブアルバム「Travels」を良く聴いています。
このライブ・アルバムを最後にドラムのダン・ゴットリーブがグループを脱退するのですが、ドラムソロを含めて彼の最高のプレイが楽しめるのがこの曲「Straight
On Red」。
調べてみたら、もともとライブでのドラムソロを聞かせるための曲のようで、スタジオ音源は無いみたいです。