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    My Diary
    2008年1月〜12月の日記です


2008年11月16日 最近買ったBig Band系のCD
  

JAZZ POPS / NEAL HEFTI (1962年)

カウント・ベイシー楽団でのアレンジャーとして、また「リル・ダーリン」等の作曲者としても有名なニール・ヘフティが1962年に発表したアルバムが初CD化。
通常のビッグバンド(5トランペット、5トロンボーン、5サックス、リズムセクション)という編成に加え、5人のフルート、4人のホルン、パーカッションなども加えた豪華な編成です。

1曲目の「Coral Reef」も素晴らしく気持ちの良いアレンジですが、カウント・ベイシー楽団でお馴染みの「Cute」や「Li'l Darlin'」が、ご機嫌なアレンジで演奏されています。
「Cute」はカウント・ベイシー楽団でのオリジナル版ではフランク・ウエスの軽快なフルート・ソロが印象的ですが、このアルバムでは5人のフルート奏者によるアンサンブルがオシャレです。

これは買ってよかった。

 

act your age / Big Phat BAND (2008年)

グラミー受賞1回(ノミネートは8回)、また数多くの映画音楽の作編曲を手掛けているゴードン・グッドウィンが率いるビッグ・パット・バンドの新作です。
メンバーは基本的に西海岸のスタジオミュージシャンで構成されており、サックスにはエリック・マリエンサルも加入しています。
このアルバムにはゲストとして、リー・リトナー、デイブ・グルーシン、チック・コリア、パティ・オースティン、アート・テイタム等が参加しています。

前からこのバンドの事は気になっていたのですが、今回「September(もちろん Earth, Wind, and Fire'sの)」が収録されているので購入してみました。パティ・オースティンのボーカルは普段よりも力が抜けていてグッド。ホーンセクションも"まさに西海岸系"というゴキゲンな響きです。でもこのリー・リトナーのギターソロは不満が残るなぁ。

どのミュージシャンもうまいのは分かるのですが、フレーズもリズムも軽いし、なんかBig Bandというよりもホーンセクションの入ったフュージョン系のバンドのように感じました。
スイング感とかプレーヤーの汗が全然感じられない気がしました。

2008年10月29日 美空ひばり& 原信夫とシャープス・アンド・フラッツ

  

日本のビッグバンド界を代表するバンドマスターの原信夫さんが、高齢(81歳)ということもあって、現在のツアーをもって引退されるそうです。2年程前に実際にシャープス・アンド・フラッツの演奏をNHKホールで聴いたのですが、とても元気なサックスを原さんは演奏されていました。

原信夫とシャープス・アンド・フラッツといえば、カウント・ベイシーオーケストラやクインシー・ジョーンズ等のビックバンドとの共演も有名ですが、数々のボーカリストのバックでの演奏が残されています。
NHK紅白歌合戦の伴奏でもお馴染みでしたが、1964年頃からは美空ひばりのバックバンドとしても活躍されました。

このアルバムは1965年9月5日発売。
シャープス・アンド・フラッツの演奏も最高ですが、美空ひばりのジャズは凄い!!
彼女のアルバムは初めて買いましたが、こんなにうまいジャズシンガーが日本にいたことを知らなかったなんて...と後悔しています(笑)

7曲目の「 恋人よ我に帰れ(Lover come back to me)」のスイング感と歌いまわしに、卒倒しそうになりました。
原信夫とシャープス・アンド・フラッツの演奏もゴキゲンで、「Ella And Basie」に匹敵するような一枚です。
デジタルリマスタリングされていますが、録音も最高レベル。
昭和40年のレコーディングとは思えない程、素晴らしい音です。

2008年10月18日 恋にうつつのCrazy

  

Smapの8枚目のアルバムから。この曲は元アヴェレイジ・ホワイト・バンドのスティーブ・フェローンがドラムを叩いています。
Earth Wind & Fire風のブラスが気持ちよい、アゲアゲな曲。
ベースはウィル・リー、ギターにハイラム・ブロック、ピアノはフィリップ・セス。もう極上のグルーヴです。

アルバム最後の曲、「胸騒ぎを頼むよ」のドラムはオマー・ハキム。
歌謡曲を、強引なまでに自分のビートに置き換えようとするプレイも最高!!
後半のSaxソロはフィル・ウッズ。昔、一緒にビッグバンドをやっていたサックス吹きが、この曲のソロを大絶賛していました。

このアルバム、スティーブ・ガッドの素晴らしいサンバプレイもあって、ドラマーは必聴です。

2008年10月1日 人生のところどころに彼女がいました。

  

竹内まりや、デビュー30周年!!初のコンプリート・ベストアルバム『Expressions』

個人的にも、竹内まりやの曲にはいろんな思い出があります。
「September」とか、「元気を出して」とか....
私も落ち込んだ時や思い出に浸りたい時に随分聴きました。

いろんな痛みは時間が解決してくれる事が多いと思いますが、その時にそばにいた曲は、ずっと忘れないで残っています。

楽しい思い出も沢山ありますからね。

2008年8月13日 Redbull Flight Performance 2008 in Yokohama

7月20日に、横浜みなとみらい地区で「Redbull Flight Performance 2008 in Yokohama」というイベントがありました。
花火大会の前に、日本ではいまいちマイナーなアエロバティックスおよびエアレースを盛り上げようというイベントです
早速新しいカメラ(E-420)を持って出かけました。

2008年7月18日 OLYMPUS E-420 & ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8

パンケーキレンズ「ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8」を組み合わせた時の小ささと軽さに引かれて、デジタル一眼レフを購入しました。
ボディ、レンズ、バッテリーで合計約520g。
今まで使っていたC-5050と同じくらいの軽さです。

2008年7月6日 杏里の代表作が3枚が、紙ジャケ、リマスタリングで再発!!

   

今年デビュー30周年となる杏里の中期代表作3枚が、紙ジャケ、リマスタリングで再発されます。
「Bi・Ki・ Ni」(1983年)
「Timely!」(1983年)
「COOOL」(1984年)
この3枚は、角松敏生がプロデュース等で参加。AOR度、ブラコン度が高く、中古市場ではCDが高値で取り引きされていました。
しかし、CDの音の悪さも評判となっていました。
今回はこの3部作をリマスタリング、さらに初のCD化となる曲を加えてのリリースとのことです。
個人的に「Bi・Ki・Ni」はとても大好きで、今でも良く聴く1枚です。

大ヒットした「CAT'S EYE」ですが、シングル盤では打ち込みが大半でしたがアルバム「Timely!!」ではリズムもブラスも生楽器でレコーディングされた全く別のテイクとなっています。これが強烈なアレンジです。
レコーディングのクレジットはありませんが、ドラムは村上ポンタ秀一、ベースは故 青木智人かな。
アルバムでは次の曲「WINDY SUMMER」への繋がりも最高!!

未発表曲も嬉しいですが、レコーディング参加ミュージシャンのクレジットが追加されていればさらに嬉しいのですが。

2008年6月6日 SOLID BRASS

 

ドラマとタイアップでオリコンチャートインした、竹内まりやの新曲「幸せのものさし」。
ブラスのキレがいいなぁと思ったら、村田陽一率いるソリッドブラスが参加していました。

Drum Programming, Computer Programming,
Electric & Acoustic Guitars,
Keyboards, Percussion & Background Vocals: 山下達郎
Electric Piano: 難波弘之
Computer Programming & Synthesizer Operation: 橋本茂昭
Trumpet: 西村浩二, 菅坡雅彦
Trombone: 村田陽一, 奥村 晃
Tenor Sax: 山本拓夫
Baritone Sax: 小池 修
Strings: 後藤勇一郎ストリングス
Background Vocals: 竹内まりや, 天海祐希

2008年4月19日 ヨギ・ホートン!!

 

角松敏生の80年代のアルバムにはニューヨーク系のミュージシャンが多く参加しています。
(角松自身が一時期ニューヨークに住んでいたということもありますが)
ドラマーのヨギ・ホートンもそんなミュージシャンのひとりです。
彼のプレイの一番の特徴としては、シングルヘッドのタムをきれいに上から廻してくるフィルインです。
黒人特有のバネのある16ビートにからめたフィルインには、私も一時期凄く影響を受けました。

アルバムの中で一番好きなのはラストの「The Best Of Love」
ピアノにリチャード・ティー、ギターにドク・パウエル、ブラスセクションはジェリー・ヘイの「シーウィンド」。
この曲でのブラスアレンジ、やり過ぎです(笑)
アルバムには他にアンソニー・ジャクソン、フィリップ・セス、ボブ・ミンツァー等参加。
フュージョン好きにはたまらない面子が参加しています。

そんなヨギ・ホートンですが、残念ながら1987年6月にビルの上から実を投げて自殺してしまいました。
もうこのニュースを「ドラムマガジン」で知ってから21年近く経つんですね。

2008年3月23日 角松敏生のDVD

 

TOSHIKI KADOMATSU Performance 2006 “Player’s Prayer” SPECIAL 2006.12.16 NAKANO SUNPLAZA

日本最高峰のミュージシャンと共に全国ツアーを敢行。そのツアーファイナル、中野サンプラザ3DAYSではアルバムにも参加したスティーヴ・ガッドが参加。2毎組のDVDでお腹一杯になります。
さすがガッド先生、決して手を抜かない気迫溢れるプレイです。最近のガッドの映像ではベストでしょう。
ドラムソロも最高です。

 

20th Anniversary Live AF-1993~2001

2001年8月23日に東京ビッグサイト西野外展示場で行われた角松敏生の20周年記念ライブの模様を収録した作品。
これよりもWOWOWで放送された解凍宣言に当たる武道館ライブ「HE IS BACK」のDVD化を是非!
だけど、ツアー、アルバムでお馴染みだった青木智仁も浅野祥之も続けて亡くなっちゃったんだなぁ...

2008年2月20日 スリラー 25周年記念リミテッド・デラックス・エディション(DVD付)

 

世界で一番売れたアルバムともいわれている「マイケル・ジャクソン/スリラー」が、発表25周年を記念して最新デジタル・リマスター、そしてDVD付きで発売されました。
今回はリミテッド・デラックス・エディションとデラックス・エディションとの2種類があります。
私の購入したのは、もちろん完全限定生産のミテッド・デラックス・エディションのほうです。
個人的には、今回追加された新曲7曲は不要な気もしますが...

ディスク:1[CD]
1. スタート・サムシング
2. ベイビー・ビー・マイン
3. ガール・イズ・マイン(With ポール・マッカートニー)
4. スリラー
5. 今夜はビート・イット
6. ビリー・ジーン
7. ヒューマン・ネイチャー
8. P.Y.T. (Pretty Young Thing)
9. レディ・イン・マイ・ライフ
10. ヴィンセント・プライスexcerpt from THRILLER VOICE OVER SESSION
11. ガール・イズ・マイン2008with ウィル・アイ・アム
12. P.Y.T.2008 with ウィル・アイ・アム
13. スタート・サムシングwith エイコン
14. ビート・イット2008with ファーギー
15. ビリー・ジーン2008カニエ・ウエストMIX
16. フォー・オール・タイム
17. ガット・ザ・ホット

ディスク:2[DVD]
1. Billie Jean
2. Beat It
3. Thriller
4. Billie Jean [From Motown 25: Yesterday, Today, and Forever]

文句無しに、歴史的なアルバムですね。
最高に輝いていた時期のマイケル、彼のもとに集まった当時一番活きのいいミュージシャン達の最高のプレイ、それを作品にした最高のエンジニアとスタッフ達。
そして、そんなモンスター達のエネルギーをコントロールしてアルバムにまとめたプロデューサーのクインシー・ジョーンズ!! 凄いです。

2008年2月5日 電源タップ

 

毎週日曜日の午後、某FM番組をiMacにてタイマーエアチェックしているのですが、以前よりノイズに悩まされていました。
外部アンテナをベランダに取り付けたりしたのですが、あまり効果がありませんでした。
(電源関係のノイズではないかと疑ってはいましたが)
先日、パソコンラックを整理するついでに、15年程前に秋葉原で買った怪しい中国製電源タップを交換することにしました。
この「SANWA SUPPLY TAP-MG3806NFK 雷ガードタップ」にはノイズフィルター等は内臓されていませんが、8口というのも購入のポイントでした。
結果、エアチェック時のノイズが驚く程減りました。(まあコレも中国製ではありますが...)

 

  一緒に「ELECOM ACアダプタを4個つなげるケーブル」というのも買いました。
これは便利。

2008年1月13日 ラジカル・ヒステリー・ツアー / タモリ

 

タモリのCDが3枚再発されました。オークション等では高値で取り引きされていたものもあります。

このラジカル・ヒステリー・ツアーは、1981年に発表されたアルバムを初CD化。ハードボイルド調なナレーションで、ジャズから当時のニューウェイブ風までの様々なスタイルの曲が収録されています。バックを務めるのは「THE PLAYER」と、(当時の)「ザ・スクエア」。
ボーナストラックとして、シングルのみで発売された「タモリのワーク・ソング/久美ちゃんMY LOVE」を収録。

1. RADICAL HISTERY TOUR
2. IKE-NEKO DODO-NEKO
3. AME-FURI-GOGO
4. MINK TOUCH
5. KURUI-ZAKI FRIDAY NIGHT
6. STANDARD WHISKY BONBON
7. CRAZY GUY LIKE ME
8. WAKUSEI-NAGASHI
9. RADICAL HYSTERY TOUR TAKE2
10. タモリのワーク・ソング
11. 久美ちゃんMY LOVE〜ディア・オールド・ストックホルム?

個人的に、2曲目の「IKE-NEKO DODO-NEKO」のリフが耳について離れません(笑)
3曲目の「AME-FURI-GOGO」は、「モーニン/アル・ジャロウ」レベルの素晴らしいシャッフルナンバー。エンディングにはアル・ジャロウ風のスキャットも披露しています。


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