Monthly AOR Magazine

No' 52 The Police / SYNCHRONICITY


皆さんこんにちは。

21世紀へ

はやいもので、今年も残すところあと僅かとなりました。
そして20世紀がもうすぐ終わり、年が明けると21世紀です。

21世紀になったからといってすぐに何か変化が起こるのではありませんが
少しの不安とたくさんの希望で迎えたいと思います。

================== Monthly AOR Magazine [No'52] ==================

The Police / SYNCHRONICITY (1983)

個人的に20世紀最後に聞きたいアルバムです。

「The Police」については、このメールマガジンを読んでいただいている方の中にも私よりも詳しい方がたくさんいらっしゃるし、「Synchronicity」というアルバムの解説も、数多く目にすることができます。
ということで、いつものようなアルバム紹介はしません。
「The Police」の最高傑作であることは間違いなく、またいろんな方がこのアルバムの曲をカバーしています。

20世紀は「戦争の世紀」とも言うことができるようです。
そんな20世紀に向けたメッセージとして「The Police」が発表したアルバムとも受け取ることができるような気もします。
上手く言葉で説明できませんが、是非このアルバムを通して聴いてほしいと思います。

 曲順

1:SYNCHRONICITY 1
2:WALKING IN THE FOOTSTEPS
3:O MY GOD
4:MOTHER
5:MISS GRADENKO
6:SYNCHRONICITY 2
7:EVERY BREATH YOU TAKE (見つめていたい)
8:KING OF PAIN
9:WRAPPED AROUND YOUR FINGER
10:TEA IN THE SAHARA (サハラ砂漠でお茶を)
11:MURDER BY NUMBERS

「EVERY BREATH YOU TAKE」は、私が大学入学後に初めて組んだバンドで、最初のステージで演奏した曲です。
あのころは自分の将来に多少の不安がありましたが、同時に無限の可能性があると信じていました。

あれから10年。
社会に出て自分の限界も見えてきたし、多少の閉塞感もあります。

「EVERY BREATH YOU TAKE」を聞くたびに、自分自身を見つめ直します。
自分がどこに向かっているのか?この道が正しいのか?

21世紀がすべての人にとって、素晴らしい世紀となることを祈っています。
そして今年一年、ありがとうございました。


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