Weekly AOR Magazine

No' 47 Dan Seals / Harbinger


皆さんこんにちは。

「PowerBook」

また1ヶ月も間隔が開いてしまいました。
連休中にオフ会があり大阪まで出かけたことや、4月からダイビングシーズンに入ったこと等が理由(言い訳)ですが、一番の原因はパワーブックが不調になったためです。

普段この文章は「PowerBook Duo2300」というA4サイズのパソコンで書いているのですが、こいつが起動しなくなってしまいました。Macintoshの場合、古い機種でもインターネットが使えるし、Ethernetで家のLANに接続できるので、家でワープロ書きのメインマシンとして愛用しています。

とりあえずバックアップ用の内蔵電池を取り寄せて、昨夜交換しました。これで起動するのですが、バッテリーが数分しか持ちません。いよいよバッテリーの寿命のようです。AC電源だとちょっと不便だし...

そんな訳で、今回は個人輸入したフルタワーのサーバーマシンで書いています。
 (Apple Workgroup Server 9150/120)
いつもと文章のイメージが違うかもしれませんです(笑)。

================== Weekly AOR Magazine [No'47] ==================

Dan Seals / Harbinger (ひとりぼっちの部屋)(1982)

No'35でご紹介した「England Dan Seals」のソロ2枚目です。
なるべく多くの人をご紹介したいのですが、たまたま購入したこのアルバムが気に入った事と、おそらく初回プレスだけで廃盤になりそうな気がするので(笑)。

England Dan Sealsの経歴などはNo'35で書きましたので、省略させていただきます。
全米57位となった「Last at night」を含むソロ1枚目の「Stones」はLAのミュージシャンを大量に起用して製作されましたが、このセカンドアルバムはテネシー州でレコーディングされています。しかもナッシュビルではなく隣町のヘンダーソンヴィルという町です。そんなわけで元TOTOのベーシスト「デビッド・ハンゲイド」や「ダン・ハフ」等、ナッシュビル系のミュージシャンが起用されています。

このアルバム後、彼はカントリーシンガーへ転身します。カントリー界ではスターのようで、11曲のNo'1ヒットを生み出しています。

では、簡単に曲の説明

2曲目:I could be lovin'you right now(振り向いた恋)
中間部のアナログシンセのソロが印象的なバラード。ギターもいい感じで泣いています。
「デビッド・フォスター」的な曲ですね。
作曲者は「パム・ティルス」というカントリーのシンガー&ソングライター。
全然カントリーな感じしません。

3曲目:It's not gonna be that easy(うつろなロンリー・ハート)
重ねたコーラスが AORですね(笑)。
良い声していますよ。

4曲目:In my heart
これは超お気に入り。16ビートのアップテンポな曲。
ギターのカッティングも、ベースも、エレピも私の好きなパターンです。
今気が付きましたが、ほぼすべてのボーカルに上のパートのコーラスが乗っています。ツインボーカルのような感じ。そういえばこの人の声は、ソフトでコーラス向きのような気もします。

5曲目:It will be alright
ご存じ「エアプレイ」の名バラードです。オリジナルに近いアレンジで歌っています。
「エアプレイ」では「デビッド・フォスター」のシンセ中心でしたが、こちらは生のストリングスがかなり強調されています。オリジナルと聞き比べましたが、コーラスも厚くて聞きやすいです。

8曲目:Up to me
「グレン・バラード」が 「マーク・ミラー」と共作したナンバー。
マークは「エイミー・グラント」や「エル・デバージ」と仕事をしてきた人です。

アルバムの裏ジャケットをみたら、やっぱりオッサンの写真でした ^_^;
声質は非常に私好みです。
カントリーのアルバムも聴いてみようかなあ。


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