Weekly AOR Magazine

No' 13 Kevyn Lettau / Another season


皆さんこんにちは。

実家の庭に、わりと大きな桜の木があります。
毎年立派な花を咲かせます。

先々週の日曜日に突然近所の人たちが花見を始めました。
私も頼まれてビールの買い出しにいきました。
先週の日曜日も親父の友達が家に来て、また宴会を始めました。

その桜も、最近の雨でだいぶ散ってしまいました。
花が散ると毛虫の季節です。
毎年大量の毛虫が発生します。
非常にいやな季節です。

==================== Weekly AOR通信 [No'13] ====================

Kevyn Lettau / Another season           (1994)

なるべく季節にあったアルバムを紹介したいので、今週は「ケビン・レトー」です。(あくまでも私の個人的判断での季節感ですが)

アメリカ生まれですが、子供時代をベルリンで過ごし、15歳で再びサンディエゴに戻り、そこで初めて音楽活動を始めました。

セッションシンガーとして「リー・リトナー」、「ドリイ・カイミ」などのアルバムに参加した後に「セルジオ・メンデス」バンドに加入。8年間活動を共にしました。
ここで彼女の特徴でもあるブラジリアン・フィーリングを身につけました。

このアルバムは1991年にソロとしてデビューした彼女の3枚目です。
前作2枚と比べるとポップな仕上がりです。
ラテンタッチの曲が多いのですが、非常に聞き易く、これからの季節にもぴったりではないかと思います。
ボーカルも全般的に軽い感じです。
ちなみにドラムの「マイケル・シャピロ」は旦那さん。ドラムの音がドライなのも高ポイント。

私が気に入っているのは10曲目の「Lead me inside your love」です。
この曲はキーボードの「ルー・パーディニ」との共作です。
ルー・パーディニはケビン・レトーのバンドメンバーでもありますが、ソロアルバムも2枚出しています。彼はLAのフュージョングループ「コイノンア」のメンバーです。(ドラムの「アレックス・アクーニャ」がリーダーだったかな?)
ルー・パーディニは結構すごい作曲家で、「スモーキン・ロビンソン」に提供した「ジャスト・トゥ・シー・ハー」でグラミー賞を獲得しています。そのうち「ルー・パーディニ」のソロアルバムを紹介します。

話が飛びましたが、「ケビン・レトー」のアルバムの特徴としては、LAらしい「抜けた」サウンドというのがあります。こいつは気持ちいい。
天気がよい休日の午前中に聞くと更に気持ちがいい。

しかし日曜日に一人で過ごすと、サザエさんの時間くらいからテレビタイムになってしまい、非常に寂しいです。
7時からTOKIOの「鉄腕ダッシュ」は見逃せないんだけどね。
(特に最近の「鉄骨ダッシュ」 <見ていない人ごめんなさい)


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