Weekly AOR Magazine

No' 10 Average white band / Shine


皆さんこんにちは。

杉山君がこのたび卒業しました。(おめでとう)
戸塚君が富士(静岡県富士市 私の家の近所)に、戻ってきました。
松本君が転勤になりました。
その松本君ですが、またしてもSadowskyのベースを買いました。
しかもキャッシュでです。金あるの〜。

岩山はAppleのサーバーの輸入をたくらんでいます。(爆)
しかも海外通販ではなく個人輸入でです。できるのか?

==================== Weekly AOR通信 [No'10] ====================

Average white band / Shine                 (1980)

今回はスコットランド出身の白人黒人混合バンドのアベレージ・ホワイト・バンドです。
なんと4月に来日するようです。

黒人バンドよりも「黒い」リズムが売りのファンキーソウルバンドのAWBですが、時代の変化に惑わされ一時期AOR路線に走っていました。
このアルバムは「デビッド・フォスター」プロデュースのいわゆる「エアプレイ」なアルバムです。
デビッド・フォスターの音が好きな人には非常におすすめ。それは私のことか?
このアルバムかなり気に入ってます。

彼らは1974年に「ピック・アップ・ピーセズ」のナンバーワンヒットで注目をあびました。
この曲は「キャンディー・ダルファー」もカバーしました。
このころはホワイトファンクバンドとして、評価は高いと思います。

80年に「デビッド・フォスター」を迎えて制作されたこのアルバムではひと味違ったAWBが堪能できます。(笑)
本アルバムに収録されている「レッツ・ゴー・ラウンド・アゲイン」のヒットでディスコファンにもおなじみではないかと思います。
そうそう、最近またディスコ復活らしいですね。
「シェール」が「Believe」でメジャーシーンに戻ってきているし。

2曲目の「フォー・ユー・ラブ」は、「ビル・チャンプリン」(そのうち紹介します)との協作で、EW&Fの「アフター・ザ・ラブ・イズ・ゴーン」の裏曲です。
(曲の感じがよく似ている。作者、アレンジャー、時代が一緒だからしょうがないか)

4曲目の「ホワッチャ・ゴナ・ドゥ・フォー・ミー」は、「チャカ・カーン」がカバーしてヒットしています。作者は「ネッド・ドヒニー」です。(彼もそのうち紹介します)

このアルバムを発表後、ギター&ボーカルの「ヘイミッシュ・スチュアート」とドラムの「スティーブ・フェローニ」はセッション活動で有名になりました。
2人とも82年にアベレージ・ホワイト・バンドを脱退。
スティーブ・フェローニは「アンソニー・ジャクソン」先生と「イージー・ピーセズ」を結成したり、エリック・クラプトン、ジョージ・デューク、デュラン・デュラン等のバンドのメンバーとしてすっかり売れっ子になりました。
下ネタ満載のオヤジギャグ爆裂の人らしいです。

でも、この人のドラムを叩くフォームはすばらしいです。
黒人特有の背筋のピンと伸びたコンパクトなフォームはうらやましいです。


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