Weekly AOR Magazine

No' 9 Stephen Bishop / Careless


皆さんこんにちは。

14日の日曜日に「柿田川の湧水」で有名な清水町(三島の近く)にあるバラ園で、フリーマーケットがありました。
私はそこの敷地内にあるジャンク屋(なぜかバラ園のなかにある中古Mac中心の店)の手伝いに行って来ました。
頼まれたのではなく結果的にそうなったのですが。

ここは店長一人だけの店で、普段はそれでも手が足りているのですが、この日はフリーマーケットに来た一般客も珍しそうに店を訪れていくので、私が商品の説明やセットアップなど、昼食も取る暇もなく働きました。

バイト代の代わりにDeveloper向けのCD-Rom (各国語のOSが入っていたりする)なるものを2枚もらってきました。
Macintoshコレクターとしては現金よりもはるかにうれしかったです。
(初めて実物を見た。パッケージのデザインが恐ろしく手間がかかっている)

普段接客とは無縁の仕事なので、とても楽しかったです。
まー暇だからこそこんな事したのですが。<14日はホワイトデー

==================== Weekly AOR通信 [No'9] ====================

Stephen Bishop / Careless                    (1976)

ここしばらくAORを外したようなアルバムを紹介してきたのですが、今週は名盤。
「スティーブン・ビショップ」のデビュー作です。
これはおすすめ。
彼はロサンゼルスでソングライターとして苦しい生活をしていた頃、「リア・カンケル」(注:1)と出会いました。

彼女の紹介で「アート・ガーファンクル」の「愛への旅立ち」というアルバムで曲を取り上げられることとなりました。
それをきっかけに自らもシンガーとしてデビューすることとなりました。

そのうちの1曲の「The same old tears on a new background」はこの「Careless」にも取り上げられています。

この「Careless」の曲はすべて「スティーブン・ビショップ」のオリジナルですが、「アート・ガーファンクル」の他に「フィービ・スノウ」、「ケニー・ランキン」、「バーバラ・ストライザンド」、「フォー・トップス」がそれぞれこのアルバムにおさめられた曲を取り上げています。

参加ミュージシャンも彼の実力を示すように「アート・ガーファンクル」、「エリック・クラプトン」、「チャカ・カーン(デュエット)」、「リー・リトナー」、「ラリー・カールトン」、そして「ジェイ・グレイドン」等々。

4曲目の「Sinking in a ocean of tears」は片野さん好みでは・と思いますが。

(注:1)「ジェームス・テイラー」のバンド(セクション)などで有名な西海岸のドラマーで
     ある「ラス・カンケル」の「元」奥さん。
     現在は「ジェームス・テイラー」の奥さんらしい。(おまえら平気なのかよ)

     ちなみに「ジェームス・テイラー」と「カーリー・サイモン」が離婚したことを知
     った「竹内まりや」が(もちろん山下達郎の奥さん)カーリー・サイモンを励ます
     為に作った曲が名曲「元気を出して」。
     (はじめ「薬師丸ひろ子」の為に書き下ろしたがその後 アルバム「リクエスト」
     でセルフカバー)

     「元気を出して」は、達郎本人が「自分でいうのもナンだが、会心の演奏」と語っ
     ている。

うーん、アルバム紹介よりも(注:)のほうがネタがあって書きやすい。


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