Weekly AOR Magazine

No' 5 Valerie Carter / Just a stone's throw away


皆さんこんにちは。
最近残業が続き、お疲れモードです。

2月12日の金曜日のWOWOWで「ブルース・ブラザース」(ディレクターカット版)の放送がありました。改めてビデオにとってよく見てみると、彼らの乗っている車のカーステレオのメーカー名がA&Mだったり、「アレサ・フランクリン」がピンクのサンダルを履いていたり、J・Bの後ろにいる「チャカ・カーン」がまだ太っていなかったり(けっこうかわいい)、発見が多かったです。
「スティーブン・ビショップ」が出演しているようですが、まだ発見していません。
しかし、何度みてもばかばかしくて楽しい映画です。

==================== Weekly AOR通信 [No'5] ====================

Valerie Carter / Just a stone's throw away
            
(邦題:愛はすぐそばに)           (1977)

先週次回は女性ボーカルなんて宣言したものだから、かえって悩んでしまいました。
今回ご紹介するアルバムは「Valerie Carter」のデビュー作です。

元々「ジャクソン・ブラウン」や「リンダ・ロンシュタット」等、数多くのウエストコーストのミュージシャンのバックボーカルをしていた人で、このアルバムにも「リトルフィート」や、「アース・ウインド&ファイヤー」のメンバーが参加しています。
ほかにもJeff Porcaro,Charles Rainey,Jackson Browne,Earny Watts等。
コーラスはLinda Ronstad,Deniece Williams,Maurice White等、それぞれ今後ご紹介する予定の岩山好みのミュージシャンばかりです。

一曲目の「Ooh child」からジャージーな曲が続きます。
Donald Fagenの「The Nightfly」にアルバムの雰囲気が似ていると思います。
聴いたことのある人にしか解らないとは思いますが。

この後2枚目のアルバム「Wild Child」(もちろん持っている)を発表しましたが、ビジネス的には成功をおさめることもできず、また彼女自身もドラッグにむしばまれ(よくあるパターンですが)次第にその名前を耳にすることもなくなりました。
そんな彼女の久しぶりのアルバムが昨年発表になりました。
私はまだ聴いていないのですが、いずれ購入してみるつもりです。

湖にキャンプに行ったときのことですが、このアルバムをかけて、夕日の沈むのを眺めながらみんなでビールを飲んだことを覚えています。
そんなシチュエーションにぴったりの一枚だと思います。


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