My Macintosh Collection

    Macintosh Quadra650

    1993年10月発売。Centris650の後継モデルとして登場。
    CPUは68040/33MhzでQuadra800と同程度の処理能力を持つ。
    Centris650との違いはCPUの他にFDドライブがSONY製から三菱製に変更されていることなどである。


1999年の正月に従兄弟と話をしていて、「大学に合格したらMacをあげるよ」と約束してしまいました。ちょっと酔っぱらっていたとはいえ後で後悔しました。しかし彼の喜んだ顔を見ていると何とかプレゼントしてやらなければと思い、個人売買で出物がないか探し始めました。
ちょうど手元に安く手に入れた「純正PPCアップグレードカード」があったのでQuadraやCentrisならば簡単にPower Macに出来ると気づきました。そんなときに格安のこのQuadra650を発見しました。個人売買で拡張キーボード、マウス付きで1万円でした(24MB/230MBCDx2、もちろん完動品)。

これをプレゼントする予定だったのですが、PPCアップグレードしたマシンはPRAMクリアすると68Kモードとなり起動が大変なことになってしまいます。
考えた結果、使っていない「Power Mac7100/66AV」をプレゼントする事にしました。当然7100の方が高かったのですが、初心者がちょっとしたトラブルでMacintoshを嫌いになってしまってはかわいそうだと思ったからです。

今となっては遅い7100/66ですが、いざとなればG3カードでアップグレード出来るし(初心者がアップグレードするとは考えられませんが)初代Power Macは大きなトラブルも無い機種です。

このQuadra650がまた余ってしまったので「IIci」の改造の為にロジックボードを提供する事としました。昨年、ロジックボードが亡くなった筐体のきれいな「IIci」をただで譲っていただいていたので、早速筐体の加工に取りかかりました。バックパネルをヤスリで加工し、ロジックボードを納め、さらにPPCカードまで載せて完成しました。結構きれいに仕上げることが出来ました。

しばらく私が使っていたのですが、親父の使っていた「ノーマルIIci」をもっと速いマシンに交換する必要が出てきたので、Quadra650を元の筐体に戻し、メモリやHDを交換して今に至ります(もちろんPPC化)。

特に思い入れのあるマシンではないし、あの筐体のデザインは嫌いなのですが、トラブルもなく非常に安定しています。

2000年12月追記
ロジックボードおよび下部ケース(リアパネル含む)をPM7100/66と交換。
なので、現在は機種名だけQuadra650です。メモリも追加して56MBから104MBに。

仕様 購入時 現在
RAM 32MB 104MB
HD 230MB IBM DPES 1GB
CPU 040/33Mhz PPC 601/66Mhz

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