私の夏 / 森高千里（1993年）

小西康陽っぽいアレンジ。
特にドラム。18インチのジャズ系チューニングのバスドラム、ロールっぽいシングルストロークを多用したスネアのフィルイン。
1993年に全日空のCMで流れていた時には分からなかったけど。

Only So Much Oil In The Ground / Tower Of Power　アルバム「Urban Renewal」（1974年）

いまから約40年前のアメリカで、このような歌詞で歌っていたことに、今更ながら驚きました。
1970年結成のタワー・オブ・パワー、とても息の長い、昔から大好きなバンドです。

「地球にある石油には限りがある
　遅かれ早かれ　残りわずかになってしまう
　車を運転するなら
　子供たちにそのことを伝えるべきだ
　地球の石油には限りがあると」

Cherish / Madonna 　アルバム「Like A Prayer」（1989年）

アルバムには曲ごとのミュージシャンのクレジットがありませんが、このドラムは間違いなくジェフ・ポーカロでしょう。
だって途中のハーフタイムシャッフル、「ジェフズ・シャッフル」じゃん!!

アルバムのホーンアレンジですが、チャック・フィンドレーです。
バディ・リッチ楽団、トゥナイト・ショウ・バンドなどで有名なトランペッターですが、マドンナのバックでは、もの凄くノーテンキなホーンアレンジしてますね。

雨のケンネル通り / EPO　アルバム「GOODIES」（1980年）

デビュー2枚目のアルバムから。
ボーカルのレンジも広く、勢いがあります。

12月のエイプリルフール / EPO　アルバム「PUMP!PUMP!」（1986年）

とても好きな歌詞です。

Do It to My Mind / Johnny Bristol　アルバム「Bristol's Creme」（1976年）

「ジェイムス・ギャドソン」や「デヴィッド・Ｔ・ウォーカー」達とレコーディングされた極上のグルーブ。キーボードソロも素敵。
そして、なんといってもこの絶妙なテンポに腰砕けです。

Mid-Manhattan / CASIOPEA　　アルバム「FOUR BY FOUR」（1982年）

カシオペアが、来日中のリー・リトナー・グループ（リー・リトナー、ドン・グルーシン、ネイサン・イースト、ハーヴィー・メイソン）と"たった"9時間でレコーディングしたアルバム。
ドラムの神保彰の作曲によるこの曲は、8人の掛け合いで大興奮
右チャンネルがリー・リトナー・グループ、左チャンネルがカシオペア。

My Baby Don't Love Me / Everything But The Girl　　アルバム「Language of Life」（1990年）

トミー・リピューマのプロデュースで、LAのジャズ、フュージョン系の超一流ミュージシャンが多数参加のAORなアルバム。
この曲のグルーブは、オマー・ハキムじゃなきゃ叩けないドラムですね。

Gift 〜あなたはマドンナ〜 / 土岐麻子　アルバム「TOKI ASAKO "LIGHT!" ~CM & COVER SONGS~」（2011年）

資生堂「エリクシール シュペリエル」CMソング。
作曲はEPO。2010年版の『うふふふ』という感じに作ってみましたとのこと。

プラスティック・ラヴ / 山下達郎　アルバム「JOY」（1989年）

山下達郎の1981~89年にかけてのライヴ音源を選りすぐった作品です。
発表から21年経ちました。達郎氏がなるべく早くリマスタリングして再発したいとラジオで話していました。
自宅でリマスタリングしたというこのトラックをFMでオンエアしたのですが、そのクリアでダイナミックなサウンドに驚きました。
「JOY2」も出さなければと話しているので、とても楽しみです。

Old Friends / Everything But The Girl　アルバム「Worldwide」（1991年）

夏の盛りを過ぎたような夕焼け空を見ていたら、この曲を思い出しました。
シンプルなリフで構築された美しいメロディーと、無駄を省いたアレンジ。
何年も聴いていなかったのですが、昔この曲を聴いていた場面を思い出し、懐かしい気持ちになりました。

Swear / CASIOPEA　アルバム「MINT JAMS」(1982年）

CASIOPEAのアルバムで何がいい？と聞かれたら、私はこの「MINT JAMS」と「4x4 FOUR BY FOUR 」の2枚と答えます。
銘盤なので演奏も言うことありませんが、メロディーが活きている曲ばかりです。
今までカセットテープしか持っていませんでしたが、ようやくCDを購入しました。ものすごく久しぶりに聞いたのですが、高校生の時によくコピーしたので、ドラムのフレーズのほとんどを覚えていました。

1.テイク・ミー
2. 朝焼け
3. ミッドナイト・ランデブー
4. タイム・リミット
5. ドミノ・ライン
6. ティアーズ・オブ・ザ・スター
7. スウェアー

どの曲も大好きですが、特にアルバムラストのこの曲は、エンディングにちょっとした遊びがあったりして、彼等のバンドとしての余裕が表れていると思います。

JOY RIDE / 山弦　　アルバム「JOY RIDE」（1998年）

小倉博和と佐橋佳幸のアコースティックギターユニット「山弦」のファーストアルバム。
この二人は、レコーディングの仕事場に山のように弦楽器を持ってくるから付けられたユニット名とのことです。
アコースティックギターだけでは無く、エレキもマンドリン等、音色も様々で楽しいです。

とにかく、気持ちの良い一枚です。

True Emotion / Jennifer Warnes　アルバム「The Hunter」(1992年)

オーディオチェック用としても有名なアルバム。私は限定のブルースペック盤を購入。
ジェニファー・ウォーンズ の深いボーカル、ギターにマイケル・ランドウとロベン・フォード、ドラムはヴィニー・カリウタ、ベースはロスコ・ベック、キーボードはラッセル・フェランテ、パーカッションはレニー・カストロ。

こんな一流のミュージシャン達が演奏する、タメの効いた「極上の大人なエイトビート」。
是非、星の綺麗な夜に聴いて下さい。

Love Is Here Where I Live / Everything But The Girl　アルバム「Idlewild」(1988年)

夏の終わりに必ず聴きたくなる曲です。
まだネオ･アコと呼ばれていたエブリシング・バット・ザ・ガール の4枚目のアルバム。
この作品があったからこそ、次作がトミー・リピューマのプロデュースでAOR/フュージョン路線の大傑作「The Language of Lifeがうまれたのだと思います。

What You Won't Do For Love / 佐藤竹善　アルバム「CORNERSTONES」(1995年)

シング・ライク・トーキングの佐藤竹善が、2005年にソロ・デビュー10周年を迎えてソロ・デビュー作品『CORNERSTONES』（1995年発表）をリマスター。
この曲のオリジナルはもちろんネッド・ドヒニー。

たまたま中古屋でAORの名曲をカバーしているという事で購入したのですが、参加ミュージシャンにびっくり!!
日本人にしてボビー・ウーマックのバックを務めたドラマー沼沢尚とプリンス・ファミリー出身のキャット・グレイが結成した「13CATS」のメンバーが中心となって作成されています。
もう、もの凄いファンクアルバムです。

この曲にはギターでアル・マッケイが参加。
アルバムには他にも青木智仁、山岸潤史、土岐英史、塩谷哲、岡沢章、松木恒秀など蒼々たるメンバーが参加。ネッド・ドヒニー本人もギターで参加しています。

Lovely Day / Bill Withers　アルバム「Menagerie」(1977年)

グローバー・ワシントン・Ｊｒ．の「JUST THE TWO OF US」で有名な、シンガー「ビル・ウィザース」の名曲。
この曲は一時期カバーされて、「GAP」のTV CMでも使用されていました。
アマゾンでは日本版が品切れでしたが、HMVにはまだ在庫があったので購入。
（日本版には大伴良則氏の詳細なアルバム解説が付属）

ドラムスが、ジェイムス・テイラーやグラハム・ナッシュ、リンダ・ロンシュタット等ウエストコースト系シンガーでお馴染みな「ラス・カンケル」だったのにびっくり。
LAレコーディングだったからでしょうか。

「ラス・カンケル」って、こんなグルーブ出せるんですね。

Native New Yorker / Frankie Valli　 アルバム「Lady Put the Light Out」(1977年)

元「フォー・シーズンズ」のフランキー・ヴァリのソロアルバムより。
フリーソウル系で有名なこの曲のオリジナルは「オデッセイ」ですが、こちらのほうがずっと凄いです。
プロデューサー、アレンジは山下達郎の「Circus Town」制作直後のチャーリー・キャレロ組。ミックス&エンジニアは若き日のボブ・クリアマウンテン。ミュージシャンもアラン・シュワルツバーグ、デヴィッド・ スピノザ、リチャード・ティー等といった完璧な布陣。
何よりもスティーブ・ガットの「納豆を練るような」と表現される16分のハイハットが凄い!!
この時代のガットはキレが違いますね。

Winners / Basia　アルバム「It's That Girl Again」(2009年)

バーシアってこうだよね!!
軽いサンバのアレンジに、東欧訛りで巻舌なアクセントな彼女のボーカル。
ダニー・ホワイトのオシャレ（今では死語）な粋なアレンジ。
ラララ・コーラスがボイス系のコードに入れ代わるアレンジなんてゾクゾクですよ!!

間違い無く、この春イチバンのオススメです。

Heartache No.9 / Delegation　アルバム「Eau De Vie」(1979年)

UK版の「CHIC」というか、この年代のソウルミュージック及びディスコミュージックのイイところを集めたようなバンドです。
この曲もナイル・ロジャース風のギターカッティング、トニー・トンプソン風のドラム、バーナード・エドワーズ風のベース、アース・ウインド・アンド・ファイアーっぽいホーンセクション、それからCHIC風のストリング(笑)。
完全に私のツボにはまる曲です。

Have You Heard / Pat Metheny Group　アルバム「Letter From Home」(1989年)

7拍子と4拍子が入り組んだリズム的には複雑な曲ですが、そんなことは関係なく美しいメロディーが特徴です。
メセニーのメロディーってリズムは解析できなくてもフレーズは覚えられるんですよね。
学生の時にベースの奴が勧めてくれて、良く聴いたアルバムです。

Say You Love Me Girl / Breakwater　アルバム「SPLASHDOWN」 (1980年)

さわやか系アーバン・ファンク・クラシック(笑)
1978年に「Work It Out」をヒットさせた彼等の、セカンドアルバムより。
軽やかなギターのカッティング、耳障りでないラテンパーカッション、スペイシーなシンセソロ、気持ちよいアレンジです。
この曲はフリーソウル系の方からも再評価されているみたいですね。

Treat Her Like A Lady / The Temptations　アルバム「TRULY FOR YOU」(1984年)

アーバン・ソウルですよ!!
ザ・テンプテーションズ のヒット曲がデジタルリマスタリングされて再発です。
ビルボードのR&Bチャートで最高2位を記録。
といっても、この時はチャカ・カーンの'I Feel For You'に前をふさがれていたので、通常ならば間違いなく1位だったはず。
リードシンガーにアリ・オリ・ウッドソンが加入した、新生テンプスでの傑作。
80年代前半特有の打ち込みでのバックトラックなのですが、コーラスワークはさすが!!
強力なリフ、耳に残るサビのコーラス、。長らく廃盤だったアルバムです。
Produced by Al McCay (Earth Wind & Fire) and Ralph Johnson。
これだけで買いです。

Doin' It (All For My Baby) /Huey Lewis & The News アルバム「Fore!e」（1986年）

Huey Lewis & The News最大のヒット曲「The Power Of Love」を収録したアルバム。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のサントラとしてもお馴染み。
この曲は「Tower Of Power Horns」が参加したシャッフルナンバー。
夏の昼下がりに聴きたい曲です。
アルバム「Fore! 」は彼等のアルバムの中では一番好きなアルバムです。

Say You Love Me / 原田知世 　アルバム「Summer breeze 」(2001)

オリジナルは、Patti Austin。
アルバムは、サウンドプロデュースにゴンチチを迎えた洋楽カヴァー集。
4曲目の「How Deep Is Your Love」もグー!! このアルバムは、夏の昼下がりに最適。

How Can I Get Next To You / Chapter 8 　アルバム「Chapter 8」(1985）

昔、FMで聴いて耳に残っていた曲。ようやくCD化されました。
女声コーラスも、シンセブラスの使い方もゴキゲンな、ブラコンの名曲です!!
曲ごとにレコーディングメンバーのクレジットはありませんが、このタメの効いたドラムはレオン・チャンクラーでしょうね。
リーダーのマイケル・Ｊ・パウエルは、この後アニタ・ベイカーの大ヒット曲「Sweet Love」が収録された名盤「Rapture」(1986年)をプロデュース。
夜のドライブに是非。

人生の扉 / 竹内まりや 　アルバム「Denim」(2007)

個人的に、この素晴らしい歌詞に涙した名曲。何回でも泣けちゃいます。
人間として年を重ねることの喜びと大切さを考えさせられた曲です。
3拍子の曲をここまで聴かせる、山下達郎とセンチメンタル・シティ・ロマンスの演奏も最高。

No Limit / Breakwater 　アルバム「Breakwater」(1978)

山下達郎氏のお気に入りの曲。
いいグルーブです。

It's Growin' / Kate Taylor 　アルバム「Kate Taylor」(1978)

ジェイム・ステイラーの妹、ケイト・テイラーのセカンドアルバム。
テンプテーションズのヒット曲をカバーしています。
ドラムにSteve Gadd、ベースはWill Lee、ギター・コーラスは兄のJames Taylor、Cornell Dupree、ピアノはRichard Tee、フルートはMichael Brecker、そしてストリングスアレンジはAriff Mardin!!　とても大好きな曲です。

プラスティック・ラブ / 竹内まりや 　アルバム「Souvenir」　（2000）

竹内まりやの18年ぶりのライブを収録したアルバム。山下達郎バンドの演奏も極上。
この曲のカウント前に「いってみようか！」とまりやの声が入ります。彼女の適度な緊張感が、バックメンバーの余裕あるプレイを引き出しているような気がします。

Jingle Bells / Count Basie & His Orchestra　　アルバム「Yule Struttin'」　（1990）

クリスマスをテーマにしたブルーノートのコンピレーションアルバム。
カウント・ベイシーのジングルベルですが、オリジナルは「The Complete Roulette Live Recordings 1959-62 (Disc 3 Of 8)」に収録されています。
コンピレーションアルバムなので、アルバムとしてのまとまりは皆無ですが、この曲は熱い演奏です。
なにしろ夏のライブでの演奏なので（笑）

Until I Meet You (Corner Pocket) / The Manhattan Transfer　（1981）

カウント・ベイシーでお馴染みの曲を、マントラ流ジャズ(っぽい)アレンジで。
このアルバム、ドラムのスティーブ・ガッドの名演でも有名な一枚です。
7曲目の(The Word Of) Confirmationでのプレイも最高!!

Peg / Steely Dan　（1995）

アルバムでしか表現できないと思っていた彼等の世界を、ライブで再現したことに驚き感動した一枚。
それにしてもこの曲のギターソロ24小節は凄い！

カンナ8号線 / 松任谷由実　(1981年)

いままで食わず嫌いだった松任谷由実。
ふとしたきっかけで聴きはじめたのですが、80年代初頭のアルバムはAOR濃度が非常に高いです。
この「カンナ8号線」も杉真理のコーラスアレンジが最高。

What Good Is Love / Bill Champlin　（1978）

リマスタリングされて、さらにGOOD!!
プロデュースはデヴィッド・フォスター。ミュージシャンはTOTO・エアプレイ一派。
やはりAOR名盤。