My Macintosh Collection

    Macintosh LC III

    1993年2月発売。LC(Lowcost Color)シリーズの3代目として登場。LCIIから代わった点としてはCPUのクロックアップ(16Mhz→25Mhz)、メモリが30Pinから72Pinに変更等、「漢字トーク7」時代に対応したモデルとなっている。


マックをコレクションし始めてだいぶ時がたった頃、ふと「そういえばLCシリーズを持っていないなあ」と思い出しました。
マックを使い初めてから一度もLCシリーズは使用したことがありませんでした。コンパクトで場所をとらないことが長所ですが、拡張性はないし、私はハイエンドモデルの方にしか興味がなかったもので・・・

しかし、そこはコレクター。欲しくなるとどうしても手に入れたくなりました。LCシリーズの中で実用性を考えればLC475で決まりです(LC630はデザイン的に最初から問題外)。しかしLC475は、マニュアルインサートのFDにあわせてフロントのデザイン変更されているので、やはりすっきりとしたLC3にしようと思いました。

なんとか個人売買で極上のLC3を入手する事が出来ました。
本当に使っていたの?と思えるようなコンディションの良さです。新品といっても過言では無いほど内部もきれいでした。

購入後、すぐに内蔵バッテリーを新品に交換しました。LCシリーズは電池が切れると起動できなくなります。メモリも手持ちの32MB SIMMを増設し、合計36MBのMaxとしました。ビデオカード導入で増設Vramの不要となったDuo Dockから512KのVramも移設、次はHDの交換というところでひとまずセットアップを中断しました。512KのVramを増設しても256Kのまでしか認識されないのですが・・・

その後、仕事の忙しい時期になってしまい、全く手を付けることが出来なくなりました。そんなある時、せっかく手に入れたけど何に使うの?と考えました。Nu Busマシンならビデオカード等で遊べます。しかしLC3 PDSとなるとネットワーク関係しか頭に浮かびませんでした。

結局、使用目的が見つからなかったので、手放すことにしました。私のところで電源も入れられないままでいるよりも、少しでも必要としている人に使ってもらいたいと考え、売却する事にしました。

幸い、地元のマックユーザーが欲しいとのことなので、彼に使ってもらうことにしました。
私にはあまり想い出も残りませんでしたが、これから元気に稼働してくれることを祈っています。

仕様 購入時 譲渡時
RAM 4MB 4MB
HD 160MB 160MB
LC3 PDS 純正イーサネットカード 純正イーサネットカード

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