My Macintosh Collection

    Macintosh Duo Dock

    PowerBook Duoシリーズの登場と共に発表。Duoシリーズのドッキングステーションとしてデスクトップと同様の拡張性を可能にできる。アップル社が提唱したモバイルコンピューティングのコンセプトの一つとして受け入れられた。


Duoを購入したのですが、本体だけではフロッピーディスクも使用できません。アプリケー ションのインストールもネットワーク経由です。もちろんシステムのインストールも出来ません。Duoを買った理由の一つには、このビデオデッキのようにDuoを内蔵することの出来るDockにあこがれた部分もあるので、Duoを購入してすぐに秋葉原の安い店を探しました。もちろん新品で購入しました。

足を使って一番安いと思われる店で購入したのですが、これは初期モデルのDuoDockです。「カラー液晶非対応、コプロセッサオプション、Vramオプション、HDオプション、イーサネットオプション」の何にもナイナイのモデルでした。(当時イーサネット付きのモデルは発表されていなかった?)。最初はFDを使うのがメインでしたが、外部モニタに出力するときに16インチモードでで256色ではつまらないので512kのVramを追加。さらにコプロセッサも増設しまた。

そして当時メインマシンであった「Centris660AV」のHDを交換した際に取り外した230MBのハードディスクを内蔵させるために「DuoDock HD増設キット」を購入しました。このHDをデータのバックアップ用にかなり長い間使用していました。

就職して実家に戻り、部屋の中でLANを組む必要性が出てきました(自己満足なのですが)。東京に遊びに出たついでに「Nu bus用イーサネットカード」を新品で購入し内蔵しました(今は絶対にジャンク品を買うのですが、当時はジャンクの知識がなかった)。
しばらく居間にDuo2300にアップグレードしたモノクロDuo230を内蔵してインターネットに利用していました。(他にモデムが無かった上に、ISDN化する前)
そんなある日Dockが「カチカチ」と音を立て始めました。その2、3日後ついうっかり電源を落とさないで出勤してしまいました。居間に置いてあるために親父が電源を切ろうとしてコンセントを抜いてしまいました。私が帰宅して再び電源を入れようとしたところ何の反応もしません。Duoが起動していない状態の時はDockに内蔵したDuoをビデオテープのように排出出来るのですが、それすら出来ません。困ってしまったので地元のキャノン販売に持ち込みました。結果は電源ユニットの 故障でした。話によるとこのころDuo Dockの電源ユニット交換が全国で相次いだそうです。

現在でもジャンク屋等で起動できないDuo Dockが置いてあることがありますが、ほとんどこの電源部の故障だと思われます。

Eather Micro Dock(Newer製Duo用イーサネットDock)を購入してから出番の少なくなったDuo Dockですが、Quadra700と同じ2つのNu Busスロットを持つモデルとしてコレクションには欠かせません(笑)。

2002年9月追記
Duoを手放したので、こちらも売却してしまいました。

仕様 購入時 最終
HD カラー 無し IBM 1GB
Vram 無し 512KB
Nu bus 無し 無し
コプロセッサ 無し 増設済

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