My Macintosh Collection

    Macintosh Centris650

    1993年2月発売。IIシリーズに代わるハイエンドモデルとして登場。
    CPUは68040/25MhzでQuadra700と同じだが、72ピンのメモリを使用する。
    Quadra700は2MBのVRAMを搭載できるがCentris650は1MB。
    この筐体は 古くからのMacintoshユーザーにはあまり評判がよくない。


1998年12月に「最強のCentrisを創る会」が発足しました。
私は会員No.5です。Centoris660AVを所有していたのですが現在では弟が使っているので、会員のくせに手元にCentrisが無いという状態でした。

特に欲しいマシンでは無かったのですが(特にあのDos/Vマシンみたいな筐体がいやだった)、チャットや会長「しげるちゃん」氏のレポートでこのマシンのロジックボードは簡単にクロックアップ出来ることを知りました。ちょうどそんなときにCentrisの会の掲示板にジャンクのC650をまとめて購入された方の書き込みがありました。値段もCD-Rom付きで5000円以下だったので早速一台譲ってもらいました。ジャンク品ということと値段の安さが気になったのですが無事に起動しました。さあ、クロックアップだ!

「しげるちゃん」のレポートをプリントアウトし、参考にしながらはんだごてを握りました。初めてのクロックアップでしたが36Mhzで起動できません。電源を入れるとサッドマックです。久しぶりの悲しげなメロディーでした。
「やっちまったー、さっきまで問題なく動いていたのに」。

この日の夜、「Centrisの会」のチャットでみなさんのアドバイスを受けました。この夜は「しげるちゃん」をはじめ偶然にも主要なメンバーがそろっていました。ロジックボード上のチップ抵抗を付け替えなければ機種番号がQuadraにならないので起動できないようです。

この後、米粒よりも小さなチップ抵抗を交換して無事36Mhzで起動出来ました。調子に乗って44Mhzにしたところこれも問題なく起動。正常に動きました。とうやらロジックボードにも出荷時期などによる違いがあるようです。
「A」という製造番号の付いているロジックボードが40Mhz以上でのクロックアップに耐えられるようです。

68Kの44Mhzは本当に速いです。
現在では放熱等を考え40Mhzで安定させています。
68Kのプログラムを動かす限り何の不満もありません。
Le MansGTとJachHammer Nubusのおかげか、超高速なスクロールをします。

このロジックボードを名器「llCi」の筐体に入れています。(以前ロジックボード不動のIIciを譲っていただいた)
なんといってもお気に入りの筐体に超高速なロジックボードなので、あちこちに持ち運んでは自慢しています。(笑)

2000年12月現在、JachHammer Nubusは外してあります。

仕様 購入時 現在
RAM 24MB 56MB
HD 230MB IBM DPES 1GB
Video card No Radius LeMans GT
SCSI card No JackHammer Nubus

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