My Macintosh Collection

    Macintosh IIfx

    1990年3月発表。68030搭載の最上位モデル。
    CPUに68030/40Mhzを搭載、FPUに68882を搭載し、32Kのキャシュメモリも標準装備。Macintosh IIciの約2倍の処理能力を持って登場。
    処理の高速化を実現するために専用の64PinのSIMMを採用。
    発売当初の価格は約150〜180万円。Macintosh IIからのアップグレードは約50万円。
    開発の指揮をとったのは、後にBe社を設立するジャン・ルイ・ガセーである。


学生時代に一緒にバイトしていたS君が前の職場で「IIfx」を使っていたということを聞きました。「IIfx」は当時のワークステーション並の処理能力を誇っていました。Quadraシリーズが発表されるまでAppleのハイエンドマシンでした。

1999年の4月初め、地元のリサイクルショップで2,000円で売られている「Macintosh II」を発見。筐体は大きな傷もなく汚れや日焼けも目立たない、年数の割には美品でした。(発表されて10年以上経過しています)
2,000円ということもあり、思わず購入してしまいました。家に帰り筐体を開けてみたことろ、ロジックボードに大きく「IIfx」と書いてありました。どうも「II」から純正アップグレードした「IIfx」のようです。FDドライブも1.4Mの2HDタイプに交換してありました。筐体下側の製造番号なども「IIfx」になっていました。
これには困ってしまいました。IIfxは64pinの特殊なメモリを使用します。機種専用のメモリなのでもちろん所有していませんでした。

この後、なんとかメモリを手に入れ5インチ40MBのハードディスクと800kのフロッピードライブ、ビデオカードを組み込みやっと使える状態に持っていきました。030では最高クロックの40Mhzで動作するのでそこそこ快適に使えそうなのですが、電源ユニットのファンがとてもうるさいです。Quadra950の巨大な冷却ファンより大きな音がします。

「68k Start Dush GP」というコンテストで030クラスの起動時間では最速となりました(27 秒)。[注)当時] 漢字トーク7.1での記録です。この後私のIIci(System6.0.8)が17秒という記録を叩き出しました。しかし漢字トーク7.1で使う分にはかなり快適です。040/25Mhz位の操作。これで無音に近ければサーバーに出来るのに・・・・

その後、高校時代の先輩に譲りました。(2000年1月15日)

仕様 購入時 最終
RAM 0MB 8MB
HD 0MB 230MB
ビデオカード 純正ハイレゾカード Vimage
(さくまさんから譲っていただきました)

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